産後8日目に顔面神経麻痺になった話。①(発症)

はじめに
産後8日目に顔面神経麻痺を患ったお話です。
絶望的な気持ちになる厄介な病気です。治るかどうかわかりません。

発症当時、出産直後の29歳。
出産したばかりの我が子と離れ離れになってしまい、泣きながら病気と向き合いました。

入院、通院を経て運良く完治しました。
当時の日記を元に発症~入院中~通院中~完治までをつづっていきます。
長くなりますが、麻痺で悩んでいる方に少しでも参考になりますように

初めての出産

初めての出産は陣痛開始から分娩まで30時間越え。
産前2か月間は切迫早産で寝たきりの入院生活を送って体力が落ちていたのもあって、産後の体はボロボロです。

待ちに待った我が子の誕生。
常に不安と隣り合わせだった妊娠期間は私にとって長い期間でした。
生まれてきた赤ちゃんは想像以上に可愛くて、やっと自分の腕に抱けた幸せを噛みしめていました。

産後の入院中から昼夜逆転してほとんど眠らない我が子、なかなかうまくいかない母乳育児、孫フィーバーの親たちの対応。
初めての育児でなにもかもがんばりすぎていました。
子供が生まれてから1週間。自分のことは常に後回しです。
睡眠時間は細切れで1日4時間あったかどうか…
今考えるとかなりのストレスがかかっていたと思います。

違和感

・12月28日(産後8日目)

朝起きてトマトジュースを飲みました。
「あれ?味がしない。」
妊娠すると味覚が変わることがあると知っていたので、「妊娠?」と思いましたが、状況的に絶対にありえないことです。笑
なぜか目がしみる感じで涙が出てきます。
極度の睡眠不足続きだったので、疲れからくるものだと思いました。

その後、うがいをしました。
「ん?口がうまくゆすげない。」
口に水を含んでブクブクしてるつもりなのに、口の左側から水がピューピュー出てきてしまいます。
さすがにおかしいと思い鏡を見ました。
なんだか口の左側がひきつるような感じで歪んでます。

疲れがピークだったので、赤ちゃんを母にお願いして昼から寝かせてもらいました。

夕方に目が覚めても症状が変わりません。
ここで初めてネットを開きました。
「顔面神経麻痺」
あまり聞き慣れない病名でしたが、症状からほぼ確実にこれだろうと思いました。

この時すでに夕方で病院の診療時間が過ぎてしまっていたので、
翌日、年末年始でも開いている総合病院へ行くことにしました。

顔面神経麻痺の治療には入院を伴うことがあるので、入院施設が整った病院へ行くことをおすすめします。
また、顔面神経麻痺の原因によって診療科が異なる場合があります。
そういう意味でも初診は総合病院へ行くのがベターかと思います。

顔面神経麻痺について調べると
「早く病院へ」「一刻を争う」「○時間以内に治療を」
という言葉がたくさん出てきました。
とにかくすぐに病院へ行くことが大事とのこと。

細切れ睡眠で朝も夜もよくわからない、常に寝ぼけているような状態だったので
いつから自分の顔がおかしかったのか覚えていません。

スマホで赤ちゃんの写真をたくさん撮っていたので
一緒に写りこんでいる自分の姿を確認しました。

前日の夜の写真は普通に笑っています。

きっと発症は朝だったんだ。
気づいたのは早かったんだな。
明日の朝には発症から24時間。
治療開始のころには…?
そもそも発症は朝ではなく、写真を撮った直後だったとしたら…?

ものすごい不安を抱えたまま夜を過ごしました。

左目が痛くて涙が出ます。
朝から目がしみていたのは、まばたきができていなかったからだったのです。
左手でまぶたを押さえて無理やり目を閉じました。


つづきます。

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